クラウドサービスに強い社会保険労務士の検索、
相談ができるプラットフォーム「社労士STATION」

【3分でわかる!】社会保険労務士の探し方

起業して直後〜数年は、代表の方自身がバックオフィス業務をされていたり、また労務担当者の方が総務や経理と兼任していたりと、労務業務に専任をおかないという場合が多いのではないでしょうか。

このような状況では、多忙で腰を据えて労務業務を行う時間が取れない、長時間労働、疲労が溜まってミスが続く・・・といったケースも発生してしまいがちです。

そんなときこそ、プロフェッショナルである社会保険労務士(以下、社労士)に相談したい!と、安心して顧問を依頼できる社労士を探す方もおられるかと思います。本記事では、社労士の探し方についてご紹介いたします。

◆本記事で解消いただける課題・お悩み

・インターネットで調べて、ホームページを見てもいまいち違いがわからない
・SNSで探しても、本当のその事務所の実力がわからない
・知り合いにお願いしても本当に大丈夫か心配
・紹介してもらう方法や機関がわからない

※ こちらの記事もご参照ください 

社労士探しを先延ばしにすると、知らず識らずのうちに労務管理がずさんになり労務リスクを抱えてしまうリスクが発生します。

例えば、賃金の未払いが発生しブレーキになってしまったり、就業規則をはじめとする社内ルールが整っていないことで認識の齟齬が発生・社内問い合わせが増えて時間を取られたり、事業を成長させるためにリソースを割けない事態に陥ることもあるのです。

工数をかけずに、自社に合った顧問社労士を探し、リスクを未然に防ぎましょう!

社労士を探す方法

では、具体的にどのような方法で顧問となる社労士を探せば良いのでしょうか。

① インターネットで検索する

社労士 + 地域名 などで検索するのが、一般的な検索方法です。お近くの事務所を探すことができる、という利点があります。

最近では、ZoomやWebex、GoogleMeetなどオンライン会議ツールを導入する社労士事務所が増えてきていますので、事務所と企業の所在地が離れていても、支障なく相談することもできますね。

サービスの範囲や、実際のサービス提供レベルなどはサイトの情報だけでは分かりにくいので、依頼前に面談・相談を実施したり、事務所が対応している従業員規模や強みなどをしっかりと確認した上で、依頼することをおすすめします。

② アドバイザー登録サイトを利用する

自社で利用する給与計算システム・社会保険手続きのシステムが決まっている場合には、クラウドサービス各社の提供する「アドバイザー検索サイト」を活用することもおすすめです。

一方で、こちらに登録している社労士は、自己申告で登録している場合・実際に試験、認定テストなどに合格した場合、の2パターンがありますので、見極めるのが少し難しいかもしれませんね。

社労士探しのポイント!

次に、社労士探しにおいて、注目すべきポイントをご紹介します。

どのような方法で社労士を探すとしても、必ず確認しておきたい項目ですので、ぜひご参考になさってください。

① 専門家としての能力・スキル

必ず「何を求めるのか」は、事前にある程度準備してから相談しましょう。

自社の抱える課題に対応していると思っていたら、実績や経験がなかった・対応できるスタッフが一人しかいなかった、などのケースを多々伺います。

実際に自社の悩みを定義して、事務所の実績・体制・得意分野などを事前にしっかりと確認しましょう。

②  料金

ほとんどの場合、毎月費用が掛かります。

慎重に、納得のいく料金なのか確認をしておきましょう。

※こちらの記事もご参照ください 

事務所によっては、基本料金とは別に追加料金が設けられている場合もあります。

当初想定した費用内で対応してもらえると思っていたのに、別料金を請求されることになってしまった・・・なんてことがないように、「基本料金で依頼できる範囲」「追加で費用が発生する業務の種類」を明確にしておくことが必要です。

特に、労働保険の年度更新、算定基礎届、住民税の更新などには別料金が設けられる傾向にあるので要注意です!

③ 実績

意外と見落としがちなのが、これまでの対応実績。

顧問先となる企業の悩みは、従業員規模や業種によって大きく変わります。

会社が急成長している場合・そうではない場合では、潜在・顕在化している問題は大きく異なります。これまでにどのような企業に対してどういった実績がある事務所なのか、を確認しておきましょう。

例えば、従業員数が10人を超えた場合、50人を超えた場合では、企業が対応しなければならないことがあります。法律への対応のみではなく、どのように対応してきたのか・相談を受けてきたのかなども要チェックです!

また、経歴や顧客実績を確認することで、どの業界に精通しているのか・IPO対応にノウハウがあるのかなどの強み・特徴がわかりますので、自社の課題が整理できたら、面談・相談においてまず確認しておきたいところですね。

④ コミュニケーションツール

場合によっては、専門スキルよりも影響力が大きいかもしれませんね。

SlackやChatworkなどのチャットツール、BoxやGoogleドライブなどのストレージツール、オンライン会議システムを活用できるのか、といったことは、見落としてしまいがちなポイントです。

給与明細書や、社会保険の手続き書類作成・保管について、デジタル対応ができていない事務所の場合には、郵便で受け取る・書類にハンコを押して返送する際などのコストを自分たちが負担することになりかねませんので、忘れずに確認をしておきましょう。

以上、社労士の探し方についてご案内しました。

ただでさえ通常業務で多忙な中、自社に合う社労士を探すことには腰が重くなってしまうこともあるのではないでしょうか。上記でご紹介した検索方法やポイントをご参考にしていただき、ぜひ効率的かつしっかりと!社労士を探してください。

社労士事務所の選び方一覧へ